連載番外
□親衛隊が手を出さない理由。
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【流川楓親衛隊が、彼女に手を出さない理由。】
1年10組流川 楓。
同じく上田 志緒。
バスケ部の部員とマネージャーであり、
クラスメイトであり、
席は隣り同士。
そんな2人の仲は、端から見ても良いと思える。
しかし、
流川 楓と言えば、その容姿故に親衛隊まで出来てしまう様な人物。
そんな、言わば校内のプリンス的存在の流川と親しげにする女生徒を…
親衛隊が放っておくだろうか?
答えはNOだ。
呼び出して「アンタ流川くんの何なのよ!」
「馴々しくしてんじゃないわよ!」バシン!と言った事は…
既に何度か繰り広げられている。
…が。
例外が、一人。
上田 志緒…
彼女に至っては、未だ一度も…こういった理不尽な事を受けてはいない。
ならば何故…
その他女生徒と違い、彼女に限り親衛隊に見逃されているのか…。
今日はその理由について考察したいと思う。