01/11の日記

06:08
〜髪を伸ばす理由〜
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〜髪を伸ばす理由〜

黒鴉「どうも、後ろ髪の長さが背中まで届き、ついに女性に間違えられた黒鴉です。これ伏線です。

さて、実質本格的な新年一発目のRSは、私事になりますが、まぁ一つのこんな人生もあるんだと、どうぞお茶を片手に聞き流す(読み流す)程度にご覧ください。


主に女性にあることではありますが、女性は唐突に髪を切りたくなることがあるんだそうです。髪は女性の命とは言われてはおりますが。

理由はいろいろあるましょうが、主には失恋への未練を【断ち切った】ことへの願掛けというか証とでも言いましょうか。他にも過去への決別やただのイメチェンとかとか。


さて、ではその逆はどうでしょうか?髪をの伸ばす理由。まぁ大抵がファッションやイメチェンが理由なことが多いでしょう。では、先ほどの髪を切った理由のような辛い体験を交えた理由では?それはほとんど聞いたことはないでしょう。

そこで、私がこのRSの開口一番に繋がるわけです。伏線回収です。

過去、詳しく言うなれば高校時代まで。私の髪はまぁそこまで長くはありませんでした。せいぜい男性で言うミディアム程度とでも言いましょうか。

しかし、現在は後ろ髪が主にですが、全体的に髪を伸ばしています。後ろ髪は外出時は縛っておくほどに長いです。最近ではついに背中まで到達しました。

私が髪を伸ばす理由。まぁ単純にイメチェンでもありますが、あくまでもそれは表の理由です。


一番の理由は【過去の自分の罪を忘れないため】と【過去の自分への決別】。

傍から見れば矛盾した理由です。しかし、私はそんな思いを、伸ばした髪を見るたびにそう思うようにしているのです。


まぁ、一番目の理由【過去の自分の罪を忘れないため】は例えるなら「元彼元カノからもらった品物をしてきれずにそれを見て二人の思い出を思い出す」みたいなものです。

伸ばした髪は、言うなれば自分の罪の証。過去に自分が犯した、傷つけた人たちを忘れないために形として残し、見るたびに思い出し後悔するために、それを伸ばした髪として、容姿として残すためです。

そして、それを見てこそ二つ目の理由【過去の自分への決別】です。過去を思い出し、もうそれを繰り返さないために行動する。それが私がこの髪に誓った願いです。


鏡を見るたびに、自分の髪を見て思い出す過去の罪。決してそれは自分を苦しめるための証でもなく、かと言って前向きに生きろという願いでもなく、軍人の傷のような名誉や歴戦の証でもなく、これは私の【罪の証】。

決して時と共に思い出として美化されるものではない。しかし、それは私に今後の生き方を自問自答させる大事な証でもあります。そのために、残したものなのですから。


あなたには、なにか大事な、心に残すために持っているものはあるでしょうか?

それは品物ではあったり、体に残る傷かもしれません。私みたいな容姿の変化そのものかもしれません。

それは、あなたにどんな影響を及ぼしているのでしょう?幸福の証でしょうか。それとも後悔でしょうか。楽しかった、辛かった思い出でしょうか。

人によって、そのような物はあるのでしょう。それは自分にとって大事なものなのか、はたまた忘れてしまいたいものなのか、それは人にもよるでしょう。

しかし、それはもしかすると、あなたにとって大事な道しるべになることもあるのかもしれません。そうじゃないかもしれません。

あなたが持つ過去からのメッセージ。あなたは、それにどのような思いを馳せるのでしょう?


では、今日はこの辺で。



人生は、片手に幸福の黄金の冠を持ち、片手には苦痛の鉄の冠を持っている。 人生に愛されたものは、この二つの冠を同時に渡されるのだ。
社会思想家:ケー・エレン


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