銀魂
□ジャンケンから
1ページ/2ページ
*-*-*
「今ふと思ったんですけど。
俺達って…付き合ってるんですかねィ?」
いきなり何を言うのかと思えば…
『え、私一度も告白されてないけど。』
「それは俺もされてやせんぜ。」
確かに、私達いつも一緒だし
有り得ないくらいツーカーな割には
“友達以上恋人未満”って感じで
何も進展無かったよね。
そのせい、と言われれば
まぁ、そうなんだろうけど…
「…ジャンケンしやしょーか!」
『え、うん…良いよ。』
私も総悟の気持ち知りたかったし、
はっきりして良いかもしれない。
じゃあ、いくよ!と意気込んで
二人とも構えをとる。
『「ジャンケンポンっ!!」』
ふふっ流石言い出しっぺ♪
『じゃあ、どうぞ?』
私は思わずニヤニヤしちゃうのを
堪えながらっていうか、
大して隠そうともせずにそう言った。
*-*-*