銀魂
□些細な事が、
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『いっぱい買ったねー!
…特売日だからって、買い過ぎたかなぁ?』
買い物を終えてスーパーを出た私達。
でも、思いのほか買い過ぎちゃって
私の両手にはパンパンなエコバックが2つ。
「ほら瑠菜、貸して。重たいでしょ?
女の子なんだから、無理しなくていーの!」
銀ちゃんがそう言いながら、
両方とも軽々と持ってしまった。
やっぱ男の人って凄い…
じゃなくてっ!
『銀ちゃん、私も持つ!
せめて1つは持つからー』
慌てて私がそう言ったら、銀ちゃんが
フッて笑って私が伸ばした手を掴んで
「じゃあ、瑠菜ちゃんはー
俺を大事に持ってて下さーい!」
って、本当にカッコイイの。
何だか恥ずかしくなっちゃった…//
私は何も言えなくなって、
結局は万事屋まで黙って手を繋いで
仲良く帰りました!おわり。
些細な事が、
( こんなにも堪らなく幸せ… )
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万事屋にて。
(銀ちゃんの、そういうとこ好き…//)
(俺も、瑠菜が可愛すぎて、
好き過ぎて死にそうヤバい)
(はいはい、僕らの前で
いちゃつかないで下さいねー)
(銀ちゃん、暑いネ。鬱陶しいアル。)
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