銀魂
□幸せtime
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―グイッ
「…ん、瑠菜がキスしてくれたら
ちゃんと起きまさァ…」
俺は寝ぼけたふりをして、
今日も彼女の腕を引き自分の胸へと
その小さな体を抱き込めた。
『きゃっ!//…もう、総悟くんってば
また今日も寝ぼけてる?
それに、キスもしないよ!?
私から…なんて、は、恥ずかしいし…//』
「じゃあ今日はこのまま寝る事にしやす。
お休みなせィ、瑠菜。」
真っ赤になって、軽く握った手で俺の胸を
ポカポカと叩く彼女を更に抱きしめて
再び眠る体勢に入る。
そうすれば、慌てたように
オロオロとしだすんでさァ。
そんな瑠菜が本当に可愛くて、
毎朝からかうのを止められないって事。
…解ってるんですかねィ?
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