銀魂

□俺+お前=
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*-*-*



「なぁ、」


『…何。』


「なぁなぁ、」


『…だから、何よ。』



さっきから続くこのやり取りの間中、
瑠菜の視線は手元の本に注がれたまま。



顔を上げて俺の方を
向こうともしやがらねぇ。



「瑠菜ー」



こうなったら、瑠菜が向くまで
何度でも呼び続けてやる!



そんな妙な決心(?)をしてから
名前を呼び続ける事、数回。



『…銀時、用が無いなら呼ばないで。』



呆れた表情をしながらも
やっと顔を上げる瑠菜。



*-*-*
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