Perfect Realize
□序章 「弁護士」
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ある日、一人の弁護士が言った
証人はいくつもの矛盾を重ねている
犯罪を犯した犯人か
それとも無実であるただの人か
それを暴くのが弁護士の仕事だ
だが、弁護士である私たちとて、それを完璧に立証出来るわけではない
と
俺は世間からはベテランと呼ばれている弁護士だ
無敗……とまではいかないがほとんど負けることはない
相手が例え天才と呼ばれる検事であろうと、負けるはずがない
なぜなら俺には抜群の推理力を持った幼なじみが居るからだ
彼女は弁護士……ではないが世間ではかなり有名だ
俺はそんな彼女と共に数々の事件を解決してきた
ある弁護士が言ったように、俺は真実を追い求め続ける
例え辿りついた真実の答え…依頼人が犯人だとしても、俺は…真実を追い続ける
それが……俺の弁護士としてのやり方だから……