捧げ物
□愛しい十代目
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何もない空間、そこに居たのは二人の人間でした。
「久しぶりだな、ボンゴレX世よ」
「久しぶりですね、初代」
初代と呼ばれた人はまるで欲しかったおもちゃのような目で少年、沢田綱吉を見ていた。
「俺はあんたの事が嫌いだ、こんな運命を背負わせたのはあんただからな」
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