捧げ物

□愛しい十代目
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「だが俺はあんたに感謝している」


まるでツナは言いたくは無いような感じで躊躇っていた。




「俺が生まれたのはあんたが居たからだ」


「ほう」


「そしてあんたが好きだ」




「人は憎しみの数だけ愛がある、と言うのは本当だったのか」




初代は慈愛の眼差しでツナを見ていた。

それと同時にツナも感謝と憎しみ、そして愛がこもった花束を渡した。






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