小説

□私が王子様!
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私はその日の放課後、クラスの男子に告白した。


「私、ずっと前から石川君のことが好きだったんだよね…」


「えっ…!?」


彼は少し驚くと私にこう言った
















「ごめん…君どこのクラスの子?」
















…………はい?


……………今なんて??


まさか…同じクラスってことすら向こうは知らないの!!?


今何月よ!!


11月だよ!!?


そりゃ、席は遠いいしうちのクラスは席替えすらしないから関わりがないのはしょうがないけど……


だからって…!!!


だからってひどくない!!!?


などと心の中で思っているとまた彼が私に一言告げる。


「てかなんで俺のこと知ってるの?」


私は思わず


「同じクラスだから!!!」
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