パラレルウサビッチ
□お留守番プー君
2ページ/9ページ
蛙「...よろしくね、プー」。
雛「お姉ちゃん達と一緒に待ってましょうね〜」。
看「545、コイツはおじさんかオッサンって呼んでも良いぞ」。
蛙「呼んでも良いよ」。
雛「んまぁ!失礼しちゃうわね!レニーも即答しないでちょうだい!!」。
子「?おっしゃん?」。
看「そうだぞ〜」。
雛「カンちゃん!プーちゃんも呼ばなくて良いの!」。
コマネチは喋りは怒ってるが顔は笑っていた、そして3人も一緒に笑った。
看「よ〜し545、何して遊ぶか?」。
子「う〜んとねぇ...」。
バァァァン!!
突然扉が勢いよく開いて4人はビックリして体が一瞬飛び上がった。
処「ヴオォォイ!!!...処刑の時間だぞぉぉ...って、あれ?」。
扉を開けたのはショケイスキーだった、プーはショケイスキーを見てカンシュコフの後ろに隠れて泣きそうな顔をした。
処「あれ〜?04とプーちゃんは?」。
看「監獄の用事があって夕方までは帰ってこないが...ってお前、話聞いてなかったのか?」。
処「あはは...ごめん、寝てた」。
看「全く...」。
子「ふえーん!!」。
4人「!!!!」。
プーは泣き出してしまったのだ、そりゃ真っ黒いローブを着て鋭い鎌を持っていて目に黒い模様(アイメイク)をしていれば子供は皆泣くよな。
処「あっあぁ、ごめんね〜怖かった?」。
ショケイスキーは鎌を床に下ろし、プーの近くに寄るとプーはさらに泣いた。
処「ええっと...どうしよう...」。
看「お前、せめてアイメイク取ったら?」。
処「ああ、そうだね」。
そう言うとショケイスキーはタオルを取りだしアイメイクを取った。
処「よし、これで良いかな?」。
ショケイスキーはアイメイクを取ってもう一度プーに近づくと少し泣きが落ち着いた。
子「ひっく...おにーたん、だれ...?」。
処「オレはね、ショケイスキーって言うの」。
子「...ショケイにーたん?」。
処「そう、それにしてもプーちゃんにそっくりだね」。
ショケイスキーがそう言うとプーは少しずつ泣きやんでママを知ってるの?と言った。
看「全く騒がせやがって、ショケイスキー」。
蛙「...でも泣きやんで良かった」。
雛「そうね〜、でも今度からは普通にはいってほしいわ」。
処「いや〜ごめんごめん、でもあれじゃないと雰囲気が出ないから...」。
看「たくっ...」。
処「あ、そろそろオレ仕事に戻るよ」。
子「もういっちゃうの?」。
さっきまで泣いてたはずなのにすっかりショケイスキーになついたのだ。
処「ごめんね〜、また後でここに来るから」。
子「うん、わかった」。
バイバ〜イと手を振りショケイスキーは次の仕事へ向かった。