庭球

□3-2と財前であるある
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「部長、このサイト見てくださいよ」

「なん、携帯サイト?…ははーん謙也のヤツ安定のヘタレ呼ばわりやな」

「自分の変態呼ばわりにはつっこまんのっすね」

「人間誰しも変態的なトコあるやんか」

「まあ…でも部長とだけは一緒されたくないっすわ」

「……。そーいう財前はどんなあるある言われてん」

「俺は主にぜんざいPとか…ネット系っすね。俺の曲聴いてくれておーきに。これからもよろしく」

「サービス精神やな」

「でしょ」


「なーんや二人して何携帯見てるん?あっ、変なサイトやろ!せやろ!?ほんまお前らは不純やわー不潔やわー」

「「うっさいわ公認ヘタレ」」

「はっ?」

「テニプリ夢小説あるあるサイトっすわ」

「ああ、俺らのアレか」

「おもろいで、これ。例えば

俺らんクラスに天才美少女転校生(最強設定?らしい)が来て何故か空いとる隣の席へ


『よろしくねっ☆』

『お、おん///こっちこそよろしゅうな!(ごっつ可愛ええマネにしたい!)』

マネになっての合同合宿、他校からもチヤホヤ、俺ら壮絶な嫉妬、狂愛、そして無理矢理に…


ははっオモロイやん」

「部長、目ぇ笑ってませんよ。王道で別にええんちゃいますか。

逆に謙也さんは静かっすね。なんか心当たりでも?」

「や、今の流れを何回か、いろんなトコでいろんな、子に……うん」

「あるあるやからしゃーないわ。俺やって保健室=白石みたいになっとるしな。保健の先生が出張やら会議やら多いんが悪い」

「え、白石おまえ此処ではどうなん?ヤることヤってん?」

「此処でっちゅーか、そもそもこの小説サイトの管理人四天出してくれへんし。俺は普通に中学生ライフ送ってんで。他校もアホばっかみたいやから安心しぃ。なんせ管理人がアホやから。今も関西弁テキトーに打っとるしな」

「俺から代わりに謝っときます。似非関西弁ですんません」

「えらい素直やな今日の財前」

「サービスやな」

「ですです」



「な、他校のあるある見せてーや!」

「んー、…立海や氷帝はやっぱ多いな。仁王くんの屋上サボり率とか宍戸くんと鳳くんの異常な程の仲良さとか…。へー、幸村くんとか滝くんは魔王らしいわ」

「ちょいちょい言われとりますね、黒魔術()とか黒笑()とか」

「なあ、()てなん?」

「ggrks」

「!?」

「財前はネットスラングよお使うし、どこいってもそんな感じっぽいな」

「え、白石今のわかったん?俺にも教えt」

「謙也もどこ行っても大体こんな扱いやわ良かったな」

「よかったっすねw」

「お、おう?」


「他には… 平凡でおりたい女の子(テニス部興味なし)が気に入られ強制マネ→これまた謎合宿→ファンクラブ修羅場→乗り越えての部員彼女 が王道っぽいですわ」

「あーあれやろ、氷帝の跡部とかが『気に入った、俺様の女になれ!』みたいな!強引やな跡部〜」

「目に浮かびますね、似てへんけど。あと東京まで行くのメンドイんスけど」

「似てへんにも程があるけど、これはよお見かけるな。謙也にもそんくらいの強引さと度胸があればな…」

「そうっすね…」

「ちょおヒドないかさっきから。え、結局俺がヘタレ言いたいんやろそやろ」

「財前、URL送ってくれるか?」

「わかりましたー」

「無視かい!あ、財前俺にも送ってー」






2012 0912

あるある面白かったです。皆さん読み込んでるのがわかるw
王道展開好きですよ!ただ(妖笑)とか書く必要性はわからない。

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