Inuyasha

□スレチガイ
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『かごめ…俺やっぱり桔梗が忘れられねぇ…桔梗と逝く』


―え?どうして…?

桔梗がここに…?

共に生きようって
言ってくれたじゃない
















「…ごめ…かごめ!!」


そこでかごめは目を覚ました。同時に自分は夢を見ていたんだとわかった。


「うなされてたぞ。大丈夫か?」


うなされてた自分を起こしてくれた彼をかごめは抱きしめた。


「かごめ…?」


「なんでもないよ…」


なんでもないならこんなにうなされて,泣きそうな顔で自分に抱きついて来るはずがない。
それはわかっていたが,今の彼女に問い質すのはなんだか可哀想で犬夜叉にはできなかった。


「わかった。抱きしめててやるから寝ろよ」


「うん」


頷いてかごめは再び眠りについた。


翌朝―――
朝起きてかごめは隣で寝ていたはずの犬夜叉がいないことに気づいた。


「散歩かなぁ…もしかしてっ!!」





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