Inuyasha

□For you
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「うん。私がいないこの3年で犬夜叉はすっかり村の人と仲良くなってて…犬夜叉頑張ってたんだね」


「かごめちゃん…でもあの娘は…」


「ん?あの子がどうしたの?」


「いや、なんでもないよ」


―あの娘は犬夜叉が好きなんだよ。


わかっているけどかごめには言えなかった。



数日後―――

かごめと楓は隣村まで御祓いに行くことになった。


「あれ、犬夜叉は?」


珊瑚が問うと、かごめの代わりに弥勒が答えた。


「やつなら今朝なにやらおなごとどこか行くのを見かけましたよ」


その弥勒の言葉でかごめが一瞬顔を歪めたのを珊瑚は見逃さなかった。


「私、探してくるよ」


「珊瑚ちゃん!いいよ、護衛なら大丈夫だから…」


かごめは珊瑚のうでを引っ張って引き止めた。


「でも…」


「大丈夫よ!楓ばあちゃんは私が守るからっ!」


「うん…気をつけてね?」


「うん!行ってきます!」






「どう思う?」



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