Inuyasha
□奇跡
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三年前とはそんなに変わらない彼女の匂い
目を閉じていると、ふと唇に温かいものが触れた。
目を開けると触れていたのはかごめの唇だとわかった。
かごめは慌てて唇を離す。
「お、起きてたの?////」
「なーにいたずらしてんだ?」
「ご、ごめん…イヤだった?」
犬夜叉が突然体を起こし,かごめに長めに口付けた。
「ばか…短ぇんだよ」
「……////」
唇を手で押さえて真っ赤になるかごめ
「(やべ…可愛い…///)」
そう思ったのかかごめをぎゅうっと抱き締めた。
「犬夜叉…////」
「ずっとそばにいろよ」
「ずっとそばにいるよ」
時を越えた少女と
封印されていた半妖の少年―――
―まったく別の世界で生きていた2人がこうして結ばれた"奇跡"―
Fin.