Inuyasha

□その先
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珊瑚もかごめも泣いていた。珊瑚の叫び声が隣まで聞こえたのか犬夜叉たちが慌てて入ってきた。


「珊瑚!!どうした!」


とりあえず弥勒は珊瑚を隣の部屋に連れて行った。


残された犬夜叉はかごめの涙を拭いてやった。


「かごめ…どうしたんだよ」


「犬夜叉は…私が必要?」

「(結局原因はやっぱり俺か…)当たり前なこと聞くんじゃねぇ」


「だって桔梗は…」


「かごめは俺に人を信じることとか愛することとか優しさの意味を教えてくれた。俺に何かを教えるなんてお前にしかできねぇ。それに…」


「それに…?」


「俺はかごめを愛している」


「…犬夜叉…」


「お前は俺にとって一番必要な存在だ」


犬夜叉はかごめを抱きしめた。


「犬夜叉…ありがとう。私早く元気になるね!」





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