Inuyasha

□共に生きる
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「い、犬夜叉…//」


「なーに今更照れてんだよ」


「だ、だって…//」


「かごめちゃん,今のうちにいっぱい甘えちゃえ!」


「今のうち…?」


「ほら,子供できるとベタベタも出来ないでしょ」


「(珊瑚のやつ…余計なことを///)」


犬夜叉は珊瑚を呪った。


「そうだね!」


と、かごめは握られていた手を握り返した。




みんなと別れて犬夜叉とかごめは2人歩いているとき―――


「かごめ…」


「ん…?なに?」


「お前…大人になったな」


たった3年で人間はここまで変わってしまうことを実感し,犬夜叉は寂しそうな顔をした。
そんな犬夜叉を見て,かごめは犬夜叉の手を握っている方の手の力を強めた。


「犬夜叉だって…変わったよ。出会った頃のあんたは,生き延びることしか考えてなかった。人だって殺そうとしてた。私の名前を呼んでくれなかった……私を桔梗と重ねてた」










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