Inuyasha

□あなたの優しさ
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「え…?」


「ほら」


ぶっきらぼうな犬夜叉なりの優しさだと察し,かごめは素直に従った。


「ありがとう」


しばらく歩くと,図体の大きな妖怪が飛び出してきた。


「犬夜叉!私降りるよ!」


「大丈夫だ!しっかり掴まってろ!かごめ」


「う,うん」


だがかごめを背負いながら戦うことによって,後に大変なことになるとは誰も知らなかった。







「犬夜叉!後ろ!」


珊瑚の飛来骨は効かなく,障気を持った妖怪なので弥勒の風穴は使えない。
犬夜叉が戦うしかない状況にあったがかごめを背負ってるため苦戦していた。


「犬夜叉!私やっぱり降り…」


「大丈夫だっつってんだろ!!」


その言い合っている隙をつかれて,障気を2人に向けて放った。


「かごめっ!!」


犬夜叉はかごめを庇って彼女を自分から突き放した。


「きゃっ!!」


「かごめちゃん!!」
「かごめさま!!」


珊瑚たちが駆け寄ってきてハッとしたかごめは犬夜叉の方を見ると,犬夜叉は意識を失いかけていた。


「犬夜叉っ!!」


かごめが犬夜叉に駆け寄り,犬夜叉はかごめを見た瞬間意識を手放した。
妖怪はかごめの破魔の矢で倒され,一行は急いで犬夜叉を連れて楓の村へ戻った。




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