Inuyasha

□スレチガイ
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「うん…でも香苗が治してくれたよ」


「??」


「でもね…やっぱり痛いみたい…」


「…」


「私はこの時代にいるべきではないかもしれないね…」


カサッ
「(犬夜叉…聞いてるんでしょ?)」


犬夜叉は香苗がかごめの前に現れてすぐここに来たがかごめの様子がおかしかったために,近くの木の影で見守っていた。
香苗にはわからなかったが,勘の優れたかごめはすぐにわかっていた。

木の影に隠れている犬夜叉に言うように香苗に言っていたかごめはハッとした。


「(私…香苗になんてことを…)香苗…ごめんね」


「香苗はかごめさまが大好き!!」


「香苗…」


「だからそんなこと言わないで…」


「ありがとう…香苗。帰ろっか。」


そう言ってかごめは香苗の手を引き,村に帰った。


「香苗を送っていただき,ありがとうございます。かごめさま」


「いいえ。香苗と話すの楽しいですし」


香苗の母親と話すかごめを彼女に見つからないように木の上からかごめを見つめる犬夜叉。

かごめは「じゃぁ」と香苗の母親と分かれを告げ,家に帰ろうとした。






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