Inuyasha

□大変だけど
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「よっ!元気だったか?かごめ」


「久しぶり!どうしたの?」


「風の噂でな,"井戸で消えた巫女が帰ってきた"って聞いてな!かごめだってすぐわかって,会いに来たんだぜ」


「そうだったんだ!鋼牙くんにまた会えて嬉しいわ!」


目をキラキラ輝かせる彼女とかごめの手を握る鋼牙。完全に2人の世界に入ってしまっていたことにかごめが気づき,マズいと思った。


「(犬夜叉と鋼牙くんのケンカは怪我じゃぁ済まされない!)」


「おう鋼牙!」


かごめはヤバいと思い,犬夜叉の名前を呼ぼうとした。
だが犬夜叉は鉄砕牙を抜くわけでも,鋼牙につかみかかるわけでもなく,かごめを後ろから抱きしめた。


「犬…夜叉?」


「いいか!鋼牙!俺たちは夫婦になった!かごめに手ぇ出したら許さねぇぞ」


「い,犬夜叉!//」


「安心したぜ,犬っころ」


「「…へ?」」


鋼牙の意外な返答に2人は素っ頓狂な声を出した。


「これでまだかごめとあの巫女の間フラフラしてやがったら,かごめを連れ去ってやろうと思ってたんだ!でもその必要はねぇみたいだな!」


「鋼牙くん…」


「実はな…俺も祝言あげたんだ…菖蒲とな」


「そうだったの!?おめでと!鋼牙くん!」






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