Inuyasha

□永久に、ともに
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「犬夜叉きっと何の前触れもなく突然かごめちゃんが帰ってきたから,まだ動揺してるんじゃないかな?」


「珊瑚ちゃん…」


「大丈夫だよっ!あいつを信じてあげなっ!」


「うん…そうだよねっ!私行ってくる!珊瑚ちゃん,弥勒さまありがと!」


かごめはいつのまにか笑顔になって,犬夜叉を追って小屋を出て行った。

小屋を出ると木に背をあずけて目を閉じている犬夜叉がいた。


「犬夜叉…(眠ってるのかな…)」


「まだ信じられねぇんだ…」


「!起きてたのね…」


かごめはさっきのように犬夜叉の隣に座った。

すると犬夜叉はいきなりかごめを抱きしめた。


「まだこうしててもかごめが消えてしまうんじゃないかって…」


「…私も怖いよ。これが夢なんじゃないかって,まだ思うの…」


そのかごめの言葉で犬夜叉は腕の力を強めた。


「犬夜叉…私「言うな」


かごめの言おうとしていることがわかり,犬夜叉はかごめの言葉を遮った。


「俺から言う」


「え…?」














「かごめ,愛してる。…俺と夫婦になってくれ」










まったく予想していなかった犬夜叉の言葉に無意識に涙が出るかごめ。
そんなかごめの涙に慌てる犬夜叉。




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