Inuyasha

□永久に、ともに
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「お、おいっ!…嫌だったか?」


「…っ…‥嫌なわけないでしょっ!ばかぁ!」


「な゙…ばかって…」


かごめはガバッと犬夜叉に抱きついた。


「怖かった…犬夜叉が他に想ってる人がいるんじゃないかって…‥私はこっちに戻ってこない方が良かったんじゃないかって思うと怖くて…私‥もう犬夜叉しか居場所ないから…」


「かごめ…俺はお前がいなくなってからずっとお前だけを想ってきた。…ずっとお前にまた会えることを信じて生きてきた。お前がやっぱりあっちの世界に帰りたいって言いだしても俺はお前を放す気なんてねぇ…」


犬夜叉に抱きつきながらその言葉にますます泣きじゃくるかごめ。
犬夜叉はそんなかごめの背中に手をまわし,ぎゅっと抱きしめた。


「かごめ,顔あげろ」


「?」


犬夜叉がなぜそう言ったのかわからず,とりあえず顔を上げて彼を見つめた。


犬夜叉はかごめの涙を指の腹で拭い,唇に口づけを落とした。






―ずっと一緒にいよう。

永久にともに…







fin.
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