平安恋歌
□參話
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ドキン…ドキン…///
しばらく、沈黙していた。
「光の君…?」
遠くからやって来た男の人が呟く。
「どうしたんですか?鞠を取りにいっただけなのに…。遅いなぁって…って、誰ですか?その、美しい姫君は?」
『う…美しい姫君?;;;(・д・;)』
「クスッ」
光の君が笑う。
「君だよ。それ以外、誰が居るの?」
『…///』
顔から火が出そうというのは、こういう事を
言うのだろう…
カッコイイ人にこんなに言われたら…
ヤバイ≧о≦
「…で光の君、この方は?」
「あぁ…、“俺の愛人”」
『………?(〃д〃;)』
え…?????