学園アリス長編

□06話
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棗が爆発を起こした。

『鳴海先生?!煤x
鳴海先生は流血。しかし、笑っている。
『大丈夫ですか?』

鳴)「あぁ〜大丈夫w」

棗)「ナル…てめぇ、ぶっ殺してやる…!!」
鳴)「…うん、やっぱりねぇ〜vvすごぉ〜く怒ってるだろうとは思ったンだよ。夕葉ちゃんに、あんな姿見られちゃぁ、恥ずかしいよねぇ〜vv」
棗)「死ね!!!」
鳴)「(あっ…言いすぎちゃったかなぁ…;)」

そこに、サイレンの音が聞こえてきた…。
『(棗の…)』

鳴)「あ〜あ、鳴っちゃった…。早く逃げた方がいいんじゃないの?でないと君の苦手な彼が待ってましたとばかりにこっちに向かってくると思うけど?」

ペルソナが…来る―

棗は舌打ちをすると、
棗)「流架、夕葉行くぞ。」
『(私もですか?!)』←再び
棗は私の手をしっかりと握る。

鳴)「あ〜ちょっと待った☆夕葉ちゃんは、ちょっと…ねv」
反対側の腕を鳴海先生に掴まれた。

すると、棗が鳴海先生を睨み、
棗)「ちょっと…って、何だよ?!」
と、言った。

鳴)「ちょっとぉ…」
アハハと苦笑いを浮かべていた鳴海先生が、その瞬間真剣な顔をした。

『先生…?』

鳴)「うん、夕葉ちゃんに会いたいといってる人が居るンだ…。」

棗はスッと私の手を離し、「フンッ」と言うと森の奥へ入って行った―
『棗…。』
ごめん…、守れなくて…
ごめんね…。
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