学園アリス長編

□11話
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『(小学生のお小遣いが3万…;)』

アリス学園の生徒には、毎月お小遣いが支給されます。

ただし…
星階級別に!!

SPECIAL(棗・夕葉)→3万円
(幹部生)

TRIPLE(蛍・委員長他)→1万円
(星3つ)

DOUBLE(パーマ他)→5千円
(星2つ)

SINGLE→3千円
(星1つ)

NOTHING(蜜柑)→5百円
(星なし)

蜜)「………。」
蜜柑は手の平に500円玉を乗せて絶句している。
『(まぁ…落ち込むよね、そりゃ…;シングルと星なしって、差が広くね?!)』

「よーし!今日は土曜だし、午後はセントラルタウンにくりだそーぜ!!」
と、騒ぐクラスメートを見て、
蜜柑の落ち込みモードは一気に変わった。

蜜)「セントラルタウンって何ー!!!???」

蛍)「セントラルタウンてのは学園敷地内にある商店街みたいなもんよ」
かにみそを食べながら、蛍が言った。

『素っ気無い…;』

その、素っ気無い説明に、委員長が付け足す。

蛍)「まぁ百聞は一見にしかず。あんた(蜜柑)も夕葉も行って見たら?」

蜜)「蛍にデートに誘われた!!」
「「誘ってない、誘ってない。」」
蜜柑の目の輝きは、一瞬にして消えた。
心読み&蛍のツッコミによって…;


『あっ陽一…☆』
陽一が遊びに来てるので、私は陽一&棗のもとへ向かった。

そして…
というわけで、というわけなんです←
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