その他短編

□文化祭で青春するなら演劇やるって決まってんだろぉがぁぁ!!
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銀)「えー…、もうすぐ文化祭らしい。つー訳で、とりあえず何するか決める。てか勝手に決めろ。」




新)「出だしから投げやりかよ!!」






今日のLHRは、もうすぐやってくる文化祭の準備である。


銀)「この間のLHRで言うの忘れてたから、あんま時間無ェんだわ。つー訳でさっさと決めてくれ。」


担任の銀八先生は、いつもこんな感じで…

今回もまた、忘れてたらしく…


適当な雰囲気をバッチリかもし出している。







総)「はーい。」

と手を挙げる沖田くんに「はい、総一郎くん。」と言う銀八先生。



沖田くんは「総悟でさァ。」と付けてから、
「カラオケとかでいいんじゃないですかねィ。…機械置いときゃ、それでいいし。」
と言う。


新八くんは、それを聞いて、どんだけ適当なんだ…と思ったらしく、もう少しマシなものを出した。

新)「はーい!フリマとかどうですかー??」

それに加えてお妙ちゃんが意見を出す。


妙)「喫茶店がいいんじゃないかしら?」

勲)「お妙さんのウエイトレス姿が見れるんですか??」

“バキッ”という音が聞こえた。

新)「あ、姉上…もしかして、姉上も料理を作る気でしょうか…??」

妙)「もちろんよw」





「「「(死人が出る…!!!!!)」」」


そう考えた一行は、

十)「でも、買出しとか…まぁ、色々大変じゃねーか…??」

神)「アタシ、作ってる最中に食べたくなっちゃうから駄目ネ。無理アル。」

そんな神楽ちゃんを見て、沖田くんが鼻で笑い、喧嘩勃発。








桂)「あの、…」

退)「ミントン大会なんてどうですかー!?」

十)「そんなんやりてェのはお前だけだ。」






先ほどから何も言わない銀八先生は、いつも通り、暇そうにレロレロキャンディでも咥えてんのかと思いきや…




『先生??どうしたんですか??』


何故か体を震わせていた。




銀)「…よく聞いてくれたな、明日奈!!」









銀)「お前ェら甘ーんだよ!!この先生の舐めてるキャンディより甘ーよ!!」




十)「は??」

新)「先生、やりたいことがあるなら普通に言ってください。」

新八くんはあきれた顔をしている。


そんな新八くんを無視して、銀八先生は大声で言い放った。






















銀)「文化祭で青春するなら演劇やるって決まってんだろぉがぁぁ!!!」
















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