学園アリス長編

□06話
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行く際に、こんな言葉を残して…。

棗)「おい水玉自分の足で学校に来た事これからせいぜい後悔すんだな。脳天気野郎。」
そして…私の横を通るとき、
棗)「気をつけろよ」
と、小さな声で呟いた。

棗には分かったンだと思う。
これから、私が誰に会わなければいけないのか?って、事。

棗が去った後、蜜柑はグイッと親指を下に向け、「お前が居なけりゃ後悔していない」と叫んでいた。
鳴)「ようするに、後悔してるって事?;」
蛍)「しかも、相手が見えなくなってから言ってるし…負け犬の遠吠えね。」
と、冷ややかな突っ込みを入れられていた。

鳴)「じゃぁ…蜜柑ちゃん、お疲れ様。今日は今井さんの部屋に泊まってくれるかな?」
蜜)「蛍と一緒…嬉」
蛍)「え…いやです。」
蜜)「…煤v

鳴海先生の(必死の)交渉によって、蜜柑は今晩、蛍の部屋に泊まる事になった。
蜜柑、蛍、委員長の3人が帰った後、鳴海先生は言った。

鳴)「じゃぁ…行こうか。夕葉ちゃん。」
鳴海先生は苦笑いだった…。
その表情から、良いことでは無いと判断できた。けれど、どこに行くのか先生は教えてくれなかった。私も聞かなかった。
私達は、ただ歩いて進んだ。
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