Rikkai
□先輩へ
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いつもより早く部室に着いてしまいボーっとしていると
遠くからこっちに走ってくる男の子…
…いやっ、ワカメが。
赤「先輩っ♪」
『何?』
赤「これあげますっ!!」
そう言って渡してきたのは
…お菓子だった。
『?……あっ、ありがとう。』
なんで私に渡して来たのかもよく分からないけど、赤也が笑顔だからまっ、いっか。
赤「それじゃっ!!」
また何処かに行ってしまった。
せっかくだし、赤也から貰ったお菓子を食べようと思ったら…
『なんか付いてる?』
お菓子の袋の後ろにはなにやら白い紙が付いていた。
私はそれを剥がして開いてみると
##NAME1##先輩へ
好きです。
赤也
…きゅん♪
何この可愛い告白。
めちゃくちゃ可愛いんですけど!!
よしっ!!
私もなんかあげよっかな。
もちろん、返事の手紙付きで―――
先輩へ
(赤也。 私も気持ち同じだからね。)