なんとかなる…さ

□かなわない
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速水の家に遊びに行くとついつい長居してしまう。


「じゃ、そろそろ帰ろっかな」

「え…」


速水は何も言わずに、ただ見つめてくる。


「なに?」


そう言っても何も言わない。でも何を言いたいのかは分かる。分かってわざと聞く。


「口にしないと分かんねぇよ」

「……ないで」

「え?」


意地悪そうに言うと、速水は今にも泣き出しそうな瞳で見つめてくる。この瞳に勝てたことはない。


「ごめん、俺が悪かった」


抱きしめると、速水は照れながら抱きしめ返してくれた。


「速水、今日、泊まっていい?」

「いい、けど…」

「大丈夫。ちゃんと親に連絡してるから」


一緒に寝ような〜って言うと速水は真っ赤になってそっぽ向いた。その姿が可愛くて、ついキスをした。


「は、浜野!!」

「あはは、ごめんごめん」




明日は一緒に釣り堀に行こう。



そう言ったら、速水はうんと頷いた。




END



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こまめさんと相互リンク記念、浜速でした。
キャラ違ってごめんなさい(> <)

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