□死神奇談
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暗い廊下。
見上げてみてみると
そこには、

見たこともない
華奢な
体つきをした女性が

奄美光一の前に、
現れた。


そして、
こう語りかける。



「赤いマントは
いりませんか?」



かなりの
女好きであった光一は
突発的に


「いる!!」


と、答えた。

その答えを
聞くなり、
女性はそっと近づき、
体が触れた。



光一は余りの出来事に
びっくりしていたが
その瞬間。



ドサァッッ!!



光一は力無く
床に倒れ込んだ。

みるみる衣服は
血に染まっていく。


女性の手には
血に濡れた刃物が
握られていたのであった。
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