□嘘吐キノ戦国
1ページ/15ページ

   


時は乱れに乱れる戦国乱世真っ只中。
強いものこそ国を治めるのにふさわしく、弱い者はすぐさまに蹴落とされる下剋上。

それが、戦国時代だった。


【嘘吐キノ戦国】


穏やかな京の府を治めているのはここ一番の戦力と統率力を持っている…誰だっけ。
城下町のとある河川敷沿いの団子などを売っている茶菓子屋で接客業をしている桜はふと思った。

普通ならばお国を治めているも者の名前ぐらいは知っているだろうと思われるが、何とも能天気な娘だった。

まぁいつか分かるか…なんてことを思って想像を終了させた。噂によるとかなりの美形だそうだ。
関係のないことだけど。


「桜ちゃーん、お客さんだよー!!」




     
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ