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□忘却プリン
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桜「あー、晴也プリン」
晴「はい?」
桜「ちょっとだけだけど頭のてっぺん黒くなってきてるわよ」
晴「染め直さなきゃいけないかー……」
桜「あたしがやったげるし」
晴「違うところも黄色にされそうで怖いんだけど」
桜「いーのあたしが染めるのー大丈夫大丈夫」
晴「ホントかよ……」
桜「晴也に黒は似合わないわ」
晴「意味わかんないんですけど」
桜「しね」
晴「意味わかんねーってば」
後ろからぎゅー
桜「晴也大好きすぎて辛いわー晴也の匂い好きすぎて辛いわー」
晴「やめてください怖い」
桜「そう言いつつも払いのけないとこが好き」
晴「うっせー」
桜「晴也の中身が全部あたしで染まればいいのになー」
晴「誰が染まるか」
桜「つまんないのー」
晴「ばーかばーか」
桜「むっきいいいいいいいい」
晴「いいよ、染めてよ」
桜「ホント!?!?」
晴「髪の毛」
忘却プリン
(黒髪だった頃の晴也になんて戻らないで、昔のことなんか全部忘れて)
(髪の毛じゃねーし嘘だし)
@
最近自分の髪の毛の色素が抜けてきたので
過去話もいつか書きたいなとか寝言
20120728