TOG

□ブラコンもほどほどに
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「なあヒューバート、オムライス作ってみたんだ」

嬉しそうなオーラを振り撒きながら走ってくる兄さんの手には黄金に輝くオムライス

「僕に、ですか?」

「当たり前だろ?
ヒューバートじゃなかったら誰にやるんだよ」

「ありがとうございます、兄さん」

早く食べてみて、と急かす兄さんに応えるようにスプーンを握り、オムライスを口に運ぶ

「これはっ…」










「えぇ、それはもう天国にでもいけそうなくらい美味しくて店をひらけるほどでした
もちろん、僕以外の男どもに食べさせるわけないですが」

「ヒューバート、」

「安心してください兄さん
兄さんは僕の為だけにオムライスを作ってください、兄さんが作ったオムライス及び料理は全て僕のものですからね」

「うんっ」

互いに向き合って指を絡めて握り、口づけを交わす

「兄さん、愛してます」

「俺もだよヒューバート…」





「俺たちがいるのに気がつかんのか」

「…しんっじらんないわ」

「はいはい〜ソフィは見ちゃいけませんよ〜」

「う…」

自分たちがいるにも関わらずイチャイチャする兄弟に、仲間たちはひっそりとため息をついた




おわり






短い!
そして眠い…

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