愛の言葉

□偏屈
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もう何処にも行かないで

優しい君はそういうけど

優しくない私は
ここから消えたい
なんて思ってしまう


愛されれば愛されるほど
感じてしまう窮屈感


するり、と風のように
君の腕を
すり抜けてしまいたい


君は風のような私に
無駄だと知りつつも
もがいてくれるだろうか



ねぇ、
ここから消えたら
君は涙が枯れるくらい
泣いてくれる?


存在を許すだけじゃなく
私の存在を否定出来る?

私が望むなら
あなたは私を殺せる?



曲がった愛だなんて事は
知ってるよ


でもそれでも
愛は愛でしょ?



私はね、出来るよ

あなたが望むなら私は
あなたの心臓を止めるよ



曲がった愛だなんて事は
もう知ってる


でもそれでも
愛は愛なんだよ


















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