夢小説
□大好きでした
1ページ/3ページ
鬼の副長でも
マヨラーでも
ミツバさんが好きでもかまわない。
私は、あなたが好きです。
***
『副長、お茶が入りました』
「おう、入れ」
『はい、失礼します』
部屋に入ると、副長…土方さんの机には大量の報告書。
また沖田隊長が何かやらかしたのかな…。
『相当おつかれのようですね。少し休まれてはどうですか?』
体、持ちませんよ?
そういえば土方さんは無言でタバコに火をつけた。
「まぁ、誰かさんのせいで仕事増えるばかりだし、俺が休んでちゃいけねぇだろ」
下のヤツも働いてるからな。
そういってタバコをふかした。
でも…
『副長、さっき山崎さんミントンしてましたよ?沖田隊長も寝てましたし…』
「山崎ィ!!総悟ォオ!!!!」
バタバタとかけていく土方さんをみて、ため息をつく。
いつだって、あの人の目に私は映っていないんだ。
そんなとき、急に実家から電話。
『え、お見合い?』
≪そうなのよ。あんなもいい年なんだし、ね≫
お見合い…。
その人は、お父さんの仕事仲間の息子らしい。
土方さん、私、どうすればいいですか…?