血の運命の部屋☆第二部☆

□Happybirthday!!!
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「しーぃざーちゃあん!今日は何の日でしょーうか!」
「ジョジョの誕生日だな」
「せいかーい!よく覚えていらっしゃるさすがだぜ」
「一ヶ月前からずっと暇な時に誕生日アピールされたら嫌でも覚える」
「ふふーん俺のサブリミナル効果が効いてるって訳ねん?」
「サブリミナルはあんな露骨じゃあないぞジョジョ」
「で、シーザー。ここからがすげー重要なわけだけど」
「「誕生日プレゼント」」
「さっすが!分かってるぅ。なになに?」
「ほらよ、くれてやる」
「え」
「なにか不満か?」
「花って……何この花」
「ヘリクリサムという花らしいぞ」
「ヘリ?」
「どーせお前のことだから食べ物がよかったとかいうんだろ」
「そ、そそ、そんなわけ」
「あるだろ。俺にはわかるぞ。ったく、少しは食い物以外のこともだな……」
「んー……俺シーザーから貰ったやつならなんでも嬉しいけどさ……」
「は」
「バターケーキとかさ?なんか高めのお菓子とかさぁ、そういうのかと思ってたぜー」
「……はあ、そう言うと思ってな、スージーQが誕生日ケーキを用意してくれてるぞ」
「マジ!?」
「行こう。リサリサ先生たちも待ってるからな」
「OKOK!でっかいチキンとか欲しいぜー!」
「あっ、こら!部屋の中を走るなスカタン!!」
「早く行かねーと無くなるだろー」
「無くなるか!」

「承太郎!今日は何の日じゃと思う?」
「じじいの誕生日だな」
「よく覚えとったなぁ!」
「一ヶ月前からずっと暇さえあれば誕生日アピールされてたから忘れたくても忘れられねーぜ」
「サブリミナル効果っていうやつだな」
「ったく、おふくろがケーキ買ってきたとよ」
「おお!さすがホリィ、我が娘〜!行くぞ承太郎」
「ああ」

ヘリクリサムの花言葉……

「永遠の思い出」
「いつまでも続く喜び」

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