短
□パイナップルの頭脳
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百点だった。
いや、あたしじゃなく。
「すご〜い!! 骸君また百点!!」
「いいな〜!」
「クフフ、それ程でもないですよ」
隣の席のあたしの大嫌いな六道骸、もといパイナップルだった。
女子がキャーキャー騒いでいる。ウザイ。
「それ程でもない」って、百点以上はないんだよ。
心の中では悪態をつきながらも、無表情で自分のテストの点数を見る。
また下がった。
なぜ全問解いていて一桁なんだよ!!!!!
「骸君って、一日何時間勉強してるのぉ?」
「してないですよ? 簡単ですし」
「「「「「「「「キャ〜〜〜〜〜〜〜///!!!!!」」」」」」」
なんでノー勉で毎回百点なんだよ!!
変態南国果実のくせに…………!!!!!!!
パイナップルのくせにィィィィィイイイイイイイ!!!!!!!!