†書庫†

□やったぜ環くん*環鏡
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ベランダから室内へと向かう途中、鏡夜から捨て台詞のように放たれた言葉

自分で言っといて少し照れてるところがまた可愛い…


「鏡夜ぁ!///」


寸前でベランダへと連れ戻しぎゅっと鏡夜を抱き締める環

「なんだ…うっとおしい」

そんな酷い台詞も今は照れ隠しにしか聞こえない


「今日は俺の誕生日だからいいではないか」

「たくっ…」

ため息をつきながら少し抱き締め返してくれる鏡夜が愛おしくて…


環はそっと頬に手を添えると鏡夜にキスを贈った

「っ…///お前から貰い物してどうする」
「なら鏡夜はくれないのかにゃ?」

満面の笑みでおどけて言う

普段なら拳骨で済ますところだが誕生日ということで素直にのってやることにした



「誕生日おめでとう…環」


━ちゅ…


「ふふ…ありがとう♪鏡夜」




誕生日
それは恋人達にとって大切な一日
生まれて来てくれたことを感謝し、素直に思いを告げられる日
バースディケーキより甘い時間(とき)に酔いしれる…



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