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□1 私のキモチ
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誰かレンと話している。
緑色の髪の女の子と青いお兄さんだった。

「サッカー部のカイト先輩だ…。レンもサッカー部に入ったんだっけ……。」

(楽しそう…。)

てか、なんで私が盗み聞きなんてしてるんだろ。
馬鹿らしくなってきた。

私はゆっくりドアを閉めた。


〜校門にて〜

「ふあ〜。」
朝からずっとレンのことばっか考えてる。
それに、さっきの子が気になった。

(あんな事言っておいて、彼女いたんだ…。)

「キス…。」
(だめっ、あれは事故なんだからね!)

「ん?キス?」
「わっ!
「やっほー。」
「テ、テト!私、声でてた?」
「うん^^」
「あのさ…レンっておとなしく見えて結構凄い子だね…。」
「え。そうなんだー。
気になってんの?^^」
「違うに決まってます。」


このままじゃ口が滑って全部話しちゃいそうな気分。

〜教室にて〜

教室に入った瞬間レンと目が合ってしまった。
きっと顔が赤くなってるからすぐ下を向いた。

「なに、意識してんの?」
「しらないっ…///」
「好きになってくれた?」
「しらない…///」

私は席に座った。

(あれ…誰かの視線を感じる。)

振り返ったけどみんな普段どおりに会話をしてるだけだった。
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