小説

□4 なつめの開眼
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でも止まらないから後ろから無理矢理キスをして口を塞ぐ。

「んっはぁ…なつめ、なんか今日お前…んんっ」
「先輩…」
「んふ、ぅああぁ!ばか、いきなり挿れんな!」
「っごめん先輩…」
「てめぇ…」
「でも痛くないでしょ?先輩の体のこと、もう俺たくさん知ってる…」
「ああ!あ、あっ、あ、あ、あぁぁ!」
「なんか余裕、ない」
「あ゛ぁっ、ちょ、なつめお前!ああ!あん!」

腰を大きく使いながら後ろから服をまくり上げて腋を舐めたら、中が思いきり締まった。

「先輩、声出しちゃ、だめ…」
「腋やめろ、ああ!なつ、あぁん!」
「ん…はぁ」
「や!や、ちょ、あぁ、っはぁ、あ、あぅぅ」
「先輩、すごい。エロい」
「あ、ああ」
「中、きゅうきゅうしてる」

腰をぶつけるようにして律動を激しくしながら手で口を塞いだら、創樹くんが首をふるふるした。

「ん、ん、んん」
「声ガマンだよ、っ、先輩」
「んう゛…うっ、ん゛ん!」
「あぁ…だめだ、出そう」

僕は夢中で創樹くんのぺニスを扱いた。

「んぐ、ん、ん、んぅ、ん」

「っは、せんぱ、っ」
「ん゛ぅぅ…」
「痛っ」
「あぅ!あ!あ゛ぁ…っあぁ…」
「はぁ…ああ、…ふぅ」

イく時に創樹くんが僕の指を思い切り噛んで、僕もそれでイってしまった。



 *



「で?」
「え?」
「何の影響?」
「何が?」
「図書館でヤるAVでも観た?」
「いや」
「嘘つけ。今日絶対お前変だった。主導権握りやがって。殺す」
「ごめんなさい!」

君の兄カップルのなまエッチ見て興奮したとは死んでも言えない!

「まあいいけどな」
「創樹くん、なんか笑顔が怖いよ」
「お詫びに何でもしろよ?」
「なんですって?」
「俺の好きにさせろ」
「えー…」
「すっげぇしたかったことあったー」
「創樹くんの純粋な笑顔、本当怖いね」
「かわいいだろ」
「かわいいけど」
「でもちょっと準備あるから、今度な」
「準備!何を!」
「そういや、広樹が今度4人で宅飲みしようって言ってたけど、なつめ飲めんの?」
「え?あ、あうん、大丈夫だよ」
「何、嫌?」
「ちち違う、大丈夫、問題ない」

2人に対する罪悪感がはんぱない!

精一杯気を回して楽しい飲み会にしよう。
うん。
僕は理性的にがんばる。


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