小説

□11 広樹の研究
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「失礼します」
「しまぁす」
「…あれ?いねぇな」
「カギは開いてるのにね。トイレ?」

あっくんと俺は、ゼミの先生に呼ばれて研究室に来た。
呼ばれたのにいない。
個室に、あっくんと2人きり。

「あっくん。勃った」
「そうなんだ。じゃあ俺行くわ」
「ちょちょちょー!いつもと違う!もっと死ねとか言ってよ!」
「付き合ってられっか」
「やだぁ、あっくん、流さないでぇ、つっこんでぇっ」

抱きついて股間を押し付けたらあっくんがあからさまにため息をついた。

「お前、もっと他に考えることないのか」
「なにが?」

見上げると、もう、あ、まじイケメン、んっ、やばいもう。

「いろいろあんだろ。単位のこととか、将来のこととか」
「将来はあっくんのお嫁さん…で、いいよね?」

目をできるだけうるうるさせて見上げたら、あっくんが目を逸らした。
よし!俺のターン!

「ね…俺のこと好き?ずっと一緒だよね?」

上目遣い便利

最近あざといってよく言われる。誉め言葉ってことでいいよね。

「…っ、いいからもう出るぞ」

ごくって喉が鳴ったのが聞こえた。
やぁん!本当は抱きたいくせにぃ!こういうストイックなとこも好き!

「させるか!」

俺は先回りをしてドアに鍵をかけた。

「ばか、お前先生帰ってきたら、」
「だから早くしよ?ね?」

俺はあっくんの手を素早く自分の服の裾から胸へ持っていき、乳首に触れさせた。

「あっん…ちくびも勃っちゃう、んふ」

あっくんの顔を見上げながら恥ずかしそうに笑ったら、あっくんの目がぎらりって光った。



 *



「ほら、早くしろ」
「あっ、ん…待って、やあっ」
「先生帰ってくんぞ、おら」
「やん!きもちぃ」

俺は先生の机に座らされて後ろに片手をつき、足を限界まで開かされてぺニスを晒している。
あっくんは俺の乳首をつねったり舐めたり摘まんだり噛んだり引っ掻いたりしている。

「もうっ、もういいよあっくん、あっんん、挿れて?」
「まだ狭いんじゃねぇの」
「いいの!あぅ、もうほしいもん…」
「狭すぎると俺が痛えんだよ」
「もう、…あっくんのがおっきいから、だよ、うふ」

自分で解せって言われたから、指を穴に突っ込んでぐじゅぐじゅにして、早く早くって言うのにあっくんが全然挿れてくんない。

先生ほんとごめん。机が汚れる、俺たちの愛で。うふふ

「ん…先生、戻って来ちゃうよ」
「仕方ねぇな」

あっくんが体を起こしてデニムのファスナーをゆっくり下げる。

「あっ、あっくんもう、いじわる、早くぅっ」
「うるせぇな。広樹はがまんができない悪い子だなー」
「んっや、早く、早くほしい…あっくん…」

悪そうな顔で笑ってあっくんがぺニスを取り出して、なんかゆっくり扱いてる。それ見ただけでもう意識が飛びそう。

「…ほしい?」
「ほしいよぉ、早く、はぁ、ほんとに先生が…ねぇあっくん、」

て言ったところで、こんこん、とノックの音が聞こえた。びっくりしすぎてちょっと体浮いたんですけど。あっくんもドアの方を見てる。
続いてドアノブをカチャって回す音。ザマァ!鍵かかってるけどな!

「あれ?いないのかな」

誰かの声がした次の瞬間、熱くて大きいものが俺を貫いた。

「ぁぐっ!!!!」

必死で声を抑えてとてつもない快感をやり過ごす。やり過ごした…と思ったら出てた。イってた。死にたい。



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