小説2
□アメとムチのコンビネーション
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「先っぽだけくわえて。手で扱いて」
木野っちは言った通りに先っぽを浅くくわえてちゅぽちゅぽしながら、根元の方を手でこすってくれた。
「っまじ、いい…俺これすげえ好きなの。覚えといてね」
もう出そうだったから口から少し離して、扱いていた木野っちの手に手を重ねて力を入れて擦った。
そしたら木野っちは興奮したのか呼吸が荒くなって。
そしてさらに。
「ぁ…あぁっ……は…ぁ…」
なんか小さく喘いでるんですけど。
「出る…っ、木野っち、…っあー…やべー」
木野っちの顔がどろどろだ。
もっと塗りつけちゃおう。
「ほらー。すげー出ちゃった。木野っちうまいね」
ペニスで木野っちの顔に精液塗りつけながら、イイコイイコしてあげた。
「あー!なにやってんの新美!」
木野っちがビクッとして教室の入り口を見た。
「邪魔しに来たのかよ」
俺はそっちを見ないで言って、明らかに動揺し出した木野っちの髪を撫でた。
「ずりいぞ!なんで抜け駆けすんの!帰り遅いから探しに来たらこれだし。俺も木野っちとヤりたいのに」
木野っちは突然現れた荒木の言葉に何も言えずにギクリと肩を震わせた。
「まだヤってねーっつーの」
「え?これから?まじか!セーフ」
「まだまだ序盤戦。…そうだよね。木野っち」
服の上から胸をさわさわしたら、あんって小さく声を上げた。
近付いてきた荒木は、木野っちの顔を見て固まった。
「おい新美…お前何したの」
「えー?顔射?」
「……かわいそう」
荒木は床に座り込んで大人しくなってしまった木野っちの傍らにしゃがみこんで、ポケットから出したハンカチで俺の精液を拭いてあげている。
「木野っち大丈夫?あぁあ、前髪にもかかっちゃってるよ。カピカピになっちゃうよね」
「荒木だってしてーだろ、木野っちに顔射」
「いや俺は別に顔射興奮しないし」
「えー、ありえね」
すると、黙っていた木野っちが口を開いた。
「荒木…あのさ…」
「なに?」
「誰にも言わないで…新美は悪くないんだ、俺が頼んだんだよ……」
しばらく木野っちの顔を見つめていた荒木がバッと顔を上げて俺を見た。
「新美、どんな手使って脅したんだよ」
「いやいやー!脅してねーから!ちょー濡れ衣。冤罪事件」
「木野っち、俺のこと信じて。俺、木野っち大好きだから絶対裏切らないよ」
「荒木…ありがと……」
「だから俺も交ぜて」
「……え?」
「えー3Pかよ。俺これから突っ込むからそれ以外の場所使うならいいけどー。ね、木野っち」
木野っちの顔が泣きそうな感じに歪む。
あーたまんね。
どんな声出すかなー。
「あっやめっ…あ……っん」
最高。木野っちやっぱエロい。
木野っちを四つん這いにさせて、持ってたハンドクリームで後ろからぐっちゅぐちゅにしてやる。
手をすべすべに保ってた甲斐があったよねいろんな意味で。
あと、荒木が気持ち悪い。友達の性癖とか知るもんじゃないなー。
「木野っちの唇プニプニだ。もっとちゅーしよう、いっぱい」
さっきからずっとキスしてる。
木野っちの正面に座り込んだ荒木は甘々バカップルみたいな優しいキスしながらオナってる。
まじキモい。
「そろそろ入るかなー」
「やぁっ!あ、なにが…?」
指を回して中をぐりっとしたら、木野っちがかわいい声で喘いで後ろを振り向いた。
「ヤバい。我慢したくない」
「なにそれただのワガママじゃん!新美は鬼だね鬼畜だね、木野っち。痛いことしないであげてよ」
「荒木はうるさいね、木野っち。だから2人っきりでしたかったのにねー」
喋りながら自分のペニスにもハンドクリームを塗って少し扱く。
「あと、なにがってこれのことだけど」
見せつけるように木野っちのケツに擦り付けたら、ひって言った。
「にいみ」
「なーに、木野っち」
「っあの、それ、いたいの、やなの…」
おいおい何だいきなり。口調変わっちゃってるけど。
「おねがい、いたくしないで……きもちいのがいい…」
「……大丈夫」
かわーいー!!!
がんばる、痛くないように!!!
とは思いつつも早く挿れたくてしかたない。