企画小説
□お兄ちゃんのおねんね2
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こんにちは。葵の兄です。
今日、見たい夢が見られる帽子を借りて帰る途中でコンビニに寄ったんだけど、そこで超絶イケメンとかわいい系の男の子が手を繋いでるのを見た。
2人とも大学生くらいだと思うけど、小さい方の子が「あっくぅ〜ん」ってすごく甘えた声を出していて、イケメンさんに「死ね」って言われてクンクン鳴いていた。
うらやましい…!
あんなイケメンに酷いこと言われながら殴られながら噛まれながら突っ込まれたい。
葵はきっと素敵に成長するだろう。
まだ小学生なのに、もうドSの片鱗を見せ始めている。
俺のせいだけど。
俺は葵が大好きだ。
かわいくてかわいくてひれ伏したくなる。
でも葵が大きくなるまではあんまり変なことを教えたくない。
もう遅いでしょうか…。
夜、帽子を被って目を閉じると、さっきコンビニで見たイケメンさんがちらついた。
葵もいいけど、年上のあの人に散々責められて泣かされるのもいいなと思いながら、俺は眠った。
*
「ぅあ゛あっ…」
「……起きた?」
目を開けたら、俺は四肢をベッドに縛り付けられていて、隣にはあのイケメンさんが横たわってこっちを見ていた。
「あっ、あっくんさん?」
「へえ。なんで知ってんだよ」
「ひっや!」
ケツに違和感が。
「気持ちいいか、バイブ」
「はっ」
「お前が挿れてほしいって言ったんだろ?」
俺が?いつ!いつそんな素敵な要求をしたと言うんだ!
「お前さあ、誰?」
「あ、えっと、」
「どっかで会った?」
「あ、コンビニで」
「イケメンなのに、残念だな。この性癖は」
「っひぃ」
バイブを適当な感じで出し入れされて死にかける。
「サッカー部?」
「はい…」
「モテんだろ」
「いえ、そんなことはっはああっ!」
今度はバイブの強弱をいじられて死にかける。
「嘘つけよ」
「少し!年に2回告られるくらいです!」
「ふぅん。なんでだろうな。やっぱ性癖がにじみ出てんのかな」
「さあ…あっくんさんはモテそうですね」
「別に」
「だってすごくかっこいいですよ、かわいい感じの恋人もいたし…」
言うとあっくんさんは気まずそうな顔をした。
「それよりお前あっくんさんってやめろよ」
「名前なんていうんですか?」
「彰人」
「彰人さん」
「なんだよ」
「ひぎゃっ」
ああ!バイブが限界まで入ってきた!
「あう、うっ」
「ほんと、ドMなのな」
「そ、う、ですか、ね」
「俺のかわいい広樹でもここまでじゃねえわ」
「広樹さんていうんですか、あのかわいい恋人さん」
「そう。あいつも大概変態だけど」
「変態、なんですか?」
あんなかわいい顔をして?
あーでも、あの顔でドSだったらすごく燃える…!
「何想像してんだ。キモいからやめろ」
「ぐうぅ」
「お前普段、この性癖、誰に充たしてもらってんの?」
「あっ、いや、それはあの…」
「言えねえの?」
「あーっ!いや!いやぁ!ごめんなさい!言います言います!」
でももうちょっと我慢してからにします!
バイブを出し入れされながら軽くイきそうになる。
「おっ、弟と」
「は?弟?」
「はい…」
「近親かよ…弟いくつ?年近いの?」
「あの…し、小学生です…」
「……まじで?」
引いてる!蔑まれてる!視線が痛すぎる!
「あっ、イく…」
バイブをぎゅっと締め付けながら射精した。
「お前…それは…それはないわ…」
「はあ…すみません…」
「弟かわいそうじゃねえか」
「かわいいんですよ、天使みたいな顔してるんですよ」
「いやそれ関係ねえ」
「最近は俺の痛がること考えてしてくれるし、中出しきもちいって言うし」
「……弟もお前で勃つんだ…」
「はい。『ちんちん変になっちゃった』って言ってくるんですけどまじかわいいんすよ。『あのね、お兄ちゃん、きもちいやつする?』とか耳元でかわいく聞いてくるんすよ、やばいっすよ」
てへへ、と笑っていたら、ずるっとバイブを抜かれた。
「あっ、くぅ」
「ここに、小学生の挿れて満足してんだ」
「は、はい」
「でも小学生のはちっせえだろ?」
そう言ってにやっと笑った彰人さんは、前を寛げた。
「あっ、あ、彰人さんのは、おっきいですね…」
「見慣れた弟のとは違うか」
「はい…」
「ゴムつけろ」
拘束を解かれ、コンドームを渡されて、俺はそれを開封して彰人さんのにつけた。
びくっと震えるイケメンのペニスに、思わず喉が鳴った。