小説3
□お兄ちゃんと僕のこと Y
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お父さんにおこられました。
理由は、僕が学校から帰ってからお父さんが帰るまで遊んでプリントとかをランドセルから出さなくて、ランドセルを投げてぬいぐるみのうさぎにぶつけて倒す遊びをして、それから、ランドセルにジャーマンスープレックスをするとかの遊びをして、そしたら中に入っていたプリントとかがやぶれたからです。
プリントは、家庭訪問の、先生が来る日とか書いてあるやつです。だから大事だったから、お父さんが怒りました。
なんで怒られてるかわかるな、と言われて、僕は怖くてうんと言いました。
お父さんはあんまり怒らないからおこったとき怖いです。
そして、少し、ちょっと泣きそうになった時に、お兄ちゃんが部活から帰ってきました。
「ただいま。あれ、父さん帰ってたの。めずらしいね」
と言ったけど、僕の顔を見てすたたたたって走って来ました。
「どうしたの葵」
僕は、お兄ちゃんが優しい顔をしたし声とかも優しいから泣いてしまいました。
お父さんが説明して、お兄ちゃんが聞いてました。僕はずっと泣いてました。
もうお父さんが怖いとかじゃないけど、なんかお兄ちゃんの声とかしたら安心しました。それでまた泣きました。
「葵はもう父さんの言ったことわかっただろ?反省したもんな?」
お兄ちゃんが頭を撫でてくれます。
そしたらお父さんがお兄ちゃんに、慰めてやって、と言いました。お父さんの声はもう怒ってなくてすごい安心しました。僕はまた涙が出ました。
お兄ちゃんは冷蔵庫からジュースを2こ出して、僕と手をつないでお兄ちゃんの部屋に行きました。
「葵。怖かった?」
お兄ちゃんは僕をぎゅーとしてくれました。
「ちょっと、怖かった」
「大丈夫大丈夫。もう怒ってなかったし」
「…うん」
「かわいいな…葵」
ちゅうちゅうしてくれました。
「ん、う、おにいちゃん」
僕もぎゅーとしました。
「かわいい葵なのに。怒ることねーじゃんな」
「んー」
「家庭訪問とかめんどいな」
「僕はたのしみ!」
「へえ。葵はまだ子どもだね」
お兄ちゃんがちょっと笑ったから僕はちょっとムカつきました。
「先生にお兄ちゃんときもちいことしてること言っちゃうよ」
「え、だめだよ、葵の意地悪」
なんかいきなりお兄ちゃんはこうやってかわいくなるからいやになっちゃいます。
「お兄ちゃん、僕のこと好き?」
「す、好きだよ、大好き、葵」
「お父さんは?」
「え?」
「お父さんは僕のこと好きかなー」
「当たり前じゃん何言ってんの、大好きだろ、どう見たって」
元のお兄ちゃんに戻りました。
「お兄ちゃんはさ、僕のお嫁さんになるの?」
「え?」
「大きくなったら、女か、お嫁さんになれるの?」
「え?」
お兄ちゃんは真っ赤になりました。
「だってさー、お兄ちゃんさ、僕さ、なんか、ちょっとたくみに聞いたんだけどさ、僕がお兄ちゃんとしてるのって、ちょっと、大人の人が男と女でするのに似てるんじゃない?」
「し、な、なに?」
お兄ちゃんはびっくりしたみたいで話せなくなったみたいでおもしろくて笑っちゃいました。
「なんか、裸のひとが出てる本とか見せてもらった」
「なっ、何見てんだよ!早いよ!」
「だってたくみが持ってたもん」
「小学生だろ、まじかよ…」
「なんか、それ見てたら僕、ちょっとおちんちん変になったよ」
「え」
「だからちょっとさわってたら、たくみがうわー葵もやるなーて言ったよ」
「お、おい」
お兄ちゃんがいきなり肩をゆさゆさしたので僕はお兄ちゃんを見ました。
「葵。まだ、そういうのはしなくていいから」
「なんで?お兄ちゃんとはするのに?」
「あ、あの、俺、俺が葵のおちんちんを触るしお嫁さんになるから…」
「えー!やっぱり!お兄ちゃん女になれるんだー!」
すごい!
僕のお兄ちゃんやっぱりかっこいいというかなんかすごいと思ったのでした。
「いつなるの?ねえお兄ちゃんいつ僕の女になるの?」
「お、女になる…葵の…」
お兄ちゃんは自分で言って自分で恥ずかしそうにしました。とろとろしてくるかな?
「お兄ちゃん、また、あれしたいなー」
「あれ、あれね…」
「だめなの?」
お兄ちゃんはキョロキョロしたりドアを閉めに行ったりしました。閉まってるのに。
「だって、今日は父さんがいるから…」
「あ、そうだそうだ、お父さんには秘密なんだった」
「そうだよ!忘れるなよお前」
「じゃあさー、静かにすればいいじゃん?ねー…シー…シーだよお兄ちゃん」
僕はちいちゃい声になってお兄ちゃんのおちんちんをさわさわしてあげました。
「あん…あおい…だめぇ…あっ…」
だめじゃなさそうです。よさそうです。よかったです。
「お兄ちゃん、脱いで」
「え、だめ、お願い」
「早くしてー10秒以内ね。10、9」
「もう…いじわる…あぁ」
お兄ちゃんはあっという間にすっぽんぽんになりました。それでおちんちんが超すごいかんじで変になってました。
「あおい、見て、見てよ…これ、すごい…ああ…あっ…は……」
お兄ちゃんは自分でおちんちんをこすりました。