記念作品

□姫様10000人突破記念小説
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姫様10000人突破記念小説

作品・BROTHRS CONFLICT

キャラ・琉生


「あ、ここにいた」

「琉生さん」


琉生は彼女を探していた。

今日は仕事が休みだし、

最近話す機会があまり無かったから、

話したくなったのだ。


「少し、話、したくなって。

探してた」

「そうだったんですか?」

「うん、となり、いい?」


琉生がそう言うと、少し横を空けた。


「どうぞ」

「ありがとう」


ソファに座って、背もたれに、寄りかかる。


「最近、学校、どう?」


そう聞くと、彼女は苦笑いを浮かべた。


「テストの結果が、あまり良くなくて…。

ちょっとブルーです…」

「そっか。

じゃあ、気晴らしに、外、行こう?」


にっこりと微笑んで、彼女を誘う。

その誘いに彼女は嬉しそうに笑って言った。


「はい! 行きたいです!」


そうして、僕たちは、出かけることになった。
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