記念作品
□姫様8000人突破記念
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作品・革命機ヴァルヴレイヴ
キャラ・アードライ
「わぁ〜!!」
アードライと二人で来たのは遊園地。
「どれから遊ぶんだ?」
たくさんのアトラクションから選ぶのは、とても難しいことだった。
「うーん、決められないよ、こんなにたくさんあるんだもん」
しばらく悩んで、遊園地一大きなジェットコースターを指差す。
「あれ、あれに乗りたい!!」
「…」
「アードライ?」
さあっと顔を青くする彼に、きょとんとして声をかける。
「あ、あぁ、あれか。
よし、行こう」
なんとも無いようだ。
列に並び、順番が来て、席に着く。
「それでは、いってらっしゃーい!」
店員さんの声がアードライには死刑宣告となった。
「楽しみっ」
わくわくする彼女とは違い、アードライは冷や汗をかいていた。
かたん、かたん、とレールの頂上に昇り、機械音がカウントダウンを始める。
スリー、トゥー、ワン…ゴー!
一気に落下して螺旋を描く。
アードライはそこから先の景色を憶えていない。