今から何年、何百年、何千年もの昔
一つの惑星が誕生し、水と緑の楽園と呼ばれていました
ある時そこで小さな戦いが起こりました
悪と正義の戦いです
そしてその星は
戦いが長引くことを恐れた神によって消滅させられてしまったのです
消滅した星はかけらとなりました
それは宇宙に散りばめられた
悪の心を持ったかけらと
正義の心を持ったかけら
星が消滅しても、悪の心を持ったかけらは宇宙を巡り
その力は大きく大きくなっていき
やがてこの宇宙を暗闇に染め上げました
正義の心を持ったかけらは
悪の心を持ったかけらにより小さなかけらとなりました
粉々にされてしまった正義のかけらは
最後の力を振り絞って
地球上に生まれ変わることを誓い合いました
そしてそれぞれのかけらは
正義の能力を持った人間の魂として地球上に生まれたのです
一人はあらゆる炎を操る力
一人はあらゆる風を操る力
一人はあらゆる水を操る力
一人はあらゆる雷を操る力
一人はあらゆる恵を操る力
一人はあらゆる闇を操る力
彼らは定められた運命に立ち向かい
生まれながらに備わっていた能力を覚醒し
共に生まれた悪の根を絶やすため
立ち上がるのでした