ゴミ箱

□没ネタ(南沢さん)
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「名前、ちょっとお隣に回覧板回してくれる?」


「えー、今良い所なんだけど。」


「あんたね、それ録画した奴でしょ?」


「そうだけど…あーはいはい分かりましたー。」


空が赤くなり始め、窓から夕方の光が差し込む。観ていたテレビには事件の犯人がもうすぐ分かるらしく主人公が犯人の行動の説明を説明している。台所に立って夕飯の支度をしている母に痛い視線を向けられればチャンネルの一時停止を1回押した。


「あ、回覧板どこ?」


「玄関にない?」


「あ、あったあった。じゃあ行ってきまーす。」


適当な靴を履き外に出れば蒸し暑さに一気に襲われる。アスファルトから出る熱気が痛い程に暑い。要するに暑痛い…。手に持っている回覧板の中身を確認すれば夏祭りのお知らせの紙が挟まれていた。そう言えば去年はクラスの友達と行って林檎飴を食べたな、と思えばなんだか今年もまた食べたくなってきた。






ーーーーー

今は冬なんですが夏の恋を書きたくなってしまってこういう物が中途半端な形で出来上がってしまいました。


一応ストーリーとしては主人公は高校生。南沢さんは近所の大学生。
もちろんそのお隣さんとはみなみさわさんの家です。

2人で夏祭りに行って、花火見て、勉強教えて貰って、という流れにしようと思いましたが何かピンと来る物が無かったので没ネタとなってしまいました。
 

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