繋がる思い

□第2話
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詩季side


姉ちゃんと湊と別れて僕は原田先生と一緒に1年3組に向かった


原「ここがお前の教室だ
んじゃ入るぞ」


詩「はい」


〔ガラッ〕


原田先生がドアを開けて教室に入った僕もあとに続いて入った


僕が教室に入るとみんなが僕を見てザワザワ騒ぎだした


原田先生が「席についけよ」と言ったからだと思うけどみんな自分の席についた


原「転校生から自己紹介をしてもらう」


詩「月夜詩季です
よろしくお願いします」


僕は軽く挨拶をした


原「お前の席は千鶴と平助の間な」


なぜ間なの?と疑問を持ちながら僕は席についた


するととなりからたぶん平助ってやつが話しかけてきた


平「俺 藤堂平助
よろしくな」


第1印象は明るい


詩「よろしくね 藤堂くん」


僕がそういうと藤堂くんは眉間にシワを寄せて言った


平「ねぇ その藤堂くんってのやめない?
平助って呼んでよ」


藤堂くんの言葉に僕は驚いた



もしかしたら藤堂くん・・・いや平助と“友達”になれるかもしれない


詩「わかったよ
これからは平助って呼ぶね」


平「おうよろしくな詩季
あとそっちにいるのが千鶴だぜ」


平助が指差すほうをみると女の子がいた


千「雪村 千鶴です
月夜くんよろしくね」
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