昨日

□陳腐な通過点
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読んでも意味がわからないとは思いますが
えろいの苦手な人はちょっと注意!!






メロウ、メロウ、メロウ、

とろおん、と粘着質にいとしい感じがする。




わたしは鬼道くんの家にあそびにきて、それから、

たしかにいっぱいのことがあった気がする。



さらさらのシーツがわたしの動きに合わせてさらさらしている。

なんでだか当然の様に、鬼道くんがすやすやと眠っている。

あれだけ動いたんだから、あれだけだって疲れるのは当然だ。



あれ、気づいたら今は何時だろ、


きいろくて不透明な日差しがぎゅうっと、締め付ける。




「お疲れ様、」

眼線を斜め足元に遣っていると、鬼道くんがわたしの頭を撫でた。



「疲れただろ金原、すまなかった」


沈んで、ちょっとけだるそうに甘い声で吐息交じりに云った。



「ううん、」


そうか、鬼道くんが居るからいとしいのか、とは関係もなく眠たい。

あったかい、じめじめする、息切れがする、でも嫌じゃない、




「すきよ」


「俺もだ」




(今日は何日だっけ、)
陳腐な通過点


(結局たどり着くのはここか、)
(その辺のひととおんなじ所)

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